箱根ガラスの森美術館の不思議な魅力
一歩足を踏み入れると、湯煙の上がる大涌谷が目の前に迫ってくる。
箱根ガラスの森美術館は、1996年8月8日に日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館として箱根・仙石原にオープンいたしました。
おかげさまで当館は「ゆらりと心を遊ばせて、遥かな時代のヴェネチアへ」という考えのもと25周年を迎えることが出来ました。ここでは優雅な時間がゆっくりと流れ、「人生はこうありたい!」という事を気づかせてくれる発見や喜びがあります。それが、箱根ガラスの森美術館の不思議な魅力といえるのではないでしょうか。
2021年4月 箱根ガラスの森美術館 館長 岩田正崔
(図録/炎と技の芸術 ヴェネチアン・グラス至宝展より一部抜粋)